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副業ブログのレンタルサーバーの選び方|4つの軸と契約前チェック12項目
副業でブログを始めようとレンタルサーバーを調べると、おすすめ10選のような記事がずらりと出てきます。ところが比較表を眺めても、結局どれを選べばいいのか決められない——そんな経験はないでしょうか。
決められないのには理由があります。多くの比較記事は、法人サイトや本格的なアフィリエイト運用まで含めた全部入りの目線で書かれているため、これから副業で小さく始めたい人の条件と合っていないのです。しかも比較軸が社ごとの特徴の紹介になっているので、読み終えても自分の条件に引き寄せて考える材料が残りません。
この記事では、サーバー選びで見るべき4つの軸を先に決め、そこに副業ブログという条件を当てて、自分に合う1台を選ぶ道筋を整理します。さらに、社名に関係なく使える契約前チェック12項目を用意しました。ランキングで順位をつけるのではなく、あなたが何を重視するかで決められるようにするのがねらいです。
なお料金は各社のキャンペーンや契約期間で頻繁に動くため、この記事では金額を書きません。最新の料金は本文中のリンクから各社の公式ページで確認してください。
- レンタルサーバー選びで見る、4つの軸
- 副業ブログは小さく始めて、伸びたら大きくする
- 副業ブログに必要なスペックを、PV規模から逆算する
- WordPressが動く条件を先に確認する
- 表示速度と検索評価の関係を、正確に理解する
- 簡単インストール・自動バックアップ・無料SSLの確認点
- 独自ドメインとサーバーの関係
- プラン変更と移転のしやすさ
- サポート体制と障害情報の見方
- 複数サイト運用とアフィリエイト運用の注意点
- 契約期間と更新の見方
- 契約前チェック12項目
- 4社を軸で当てはめると
- 表示速度と安定を最優先するなら
- まず月々の負担を抑えて始めたいなら
- 契約からWordPress開設までの流れ
- よくある失敗パターン
- 筆者の判断基準
- よくある質問
- 参照した公式情報(2026-09-11 取得)
- まとめ:迷ったら軸で1つ選ぶ
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レンタルサーバー選びで見る、4つの軸
サーバーはスペック表の項目が多く、全部を比べると疲れてしまいます。副業ブログなら、次の4つの軸に絞れば十分です。
- 表示速度・安定性:ページの表示が速く、アクセスが増えても落ちにくいか。読者の離脱に関わります。
- サポート:困ったときに問い合わせできる窓口があるか。初めての人ほど効いてきます。
- 料金体系:初期費用・月額の構成と、後からプランを変えられるか。
- WordPress簡単インストール:ブログの土台となるWordPressを、数クリックで入れられるか。
この4つのうち自分は何を一番大事にするかを決めると、候補は自然に絞れます。全部で満点のサーバーを探すのではなく、自分の軸に強いサーバーを選ぶ、という順番がラクです。
4つの軸は優先順位をつけるためのものであって、点数をつけて合計するためのものではありません。合計点で選ぶと、自分にとってどうでもいい項目が強い候補が上がってきてしまいます。1位だけ決めて、残りは足切り条件として扱うくらいがちょうどよい粒度です。
副業ブログは小さく始めて、伸びたら大きくする
副業ブログには、本格運用のサイトとは違う特有の事情があります。始めた直後はアクセスも収益もほぼゼロで、続くかどうかもまだ分かりません。だからこそ、最初は負担を抑えて始め、アクセスが伸びてきたら上位プランへ移すという考え方が向いています。
ここで大事なのがあとからプランを変えられるかです。多くのレンタルサーバーは、同じサービス内で上位プランへ変更できます。最初から高いプランを契約する必要はなく、伸びてから増強すればよい、と考えると気が楽になります。
つまり副業ブログのサーバー選びは、今の身の丈に合う入り口と、伸びたときの余地の両方を見る、ということです。逆に言えば、入り口が手軽でも上位へ移れない構造になっているサービスは、副業ブログとは相性が悪いことになります。
副業ブログに必要なスペックを、PV規模から逆算する
比較記事のスペック表が読みにくいのは、どの数字が自分にとって過剰なのか判断できないからです。そこで、月間のページビュー規模から逆算して考えてみます。以下は仕様の意味を整理した目安で、実際に必要な水準はサイトの作り(画像の量、プラグインの数、動画の有無)で変わります。
| 月間PV帯 | 効いてくる要素 | まだ気にしなくてよい要素 | 見直す合図 |
|---|---|---|---|
| 数百まで | WordPressが動くこと、簡単インストール、無料SSL | 転送量、CDN、キャッシュの細かい設定 | 記事数が増えて管理画面が重い |
| 数千まで | 表示速度、バックアップの世代数、サポート窓口 | 大規模サイト向けの上位プラン | 画像の多いページで表示が遅い |
| 1万以上 | 転送量の扱い、キャッシュ、上位プランへの移行 | 小規模向けプランの制限値 | アクセス集中時にエラーが出る |
副業で立ち上げたばかりのブログは、ほぼ確実にいちばん上の帯から始まります。つまり最初に必要なのは、WordPressが確実に動くことと、詰まったときに聞ける相手がいることの2点だけです。転送量やキャッシュの話は、記事が積み上がってから考えれば間に合います。
数百PVの段階で過剰になりやすいもの
ディスク容量の大きさ、同時アクセス処理の上限、専用IPといった項目は、この段階では差が体感できません。ここに予算を使うより、記事を書く時間を確保するほうが先です。スペック表で見劣りする項目があっても、その項目が自分の規模で効くかどうかを先に考えてください。
数千PVを超えたあたりで効いてくるもの
記事数が増えると、管理画面の操作や記事の一覧表示が重くなってきます。ここで効いてくるのがサーバー側の処理性能とキャッシュです。また、記事が資産になってくる段階なので、バックアップの世代数と復元できる範囲を確認しておく価値が出てきます。
1万PVを超えたときに見る場所
アクセスが集中する時間帯にエラーが出る、表示が目に見えて遅くなる、といった症状が出たら上位プランを検討します。このとき、契約したままプランを変更できるかが効いてきます。移行のたびにデータを手作業で運ぶ必要があるかどうかで、手間がまるで違います。
WordPressが動く条件を先に確認する
意外に見落とされがちですが、サーバーを選ぶ前に確認すべきなのは、そのプランでWordPressが動くかどうかです。WordPress.orgは推奨するサーバー要件を公開しています。
PHPとデータベース
WordPress.org の推奨サーバー要件では、PHPはバージョン8.3以上、データベースはMariaDB 10.11以上またはMySQL 8.0以上が挙げられています。ウェブサーバーはmod_rewriteモジュールを備えたApache、またはNginxが推奨されています。
同ページでは、より古いPHP 7.4以上・MySQL 5.5.5以上でも動作するとしつつ、サイトがセキュリティの脆弱性にさらされる可能性があるとして、アップグレードを強く推奨しています。つまり古いPHPしか選べないサーバーは、動く・動かない以前にセキュリティ上の不利を抱えるということです。
HTTPSが必須になった意味
同じページで、HTTPSはすべてのインストールに必須と明記されています。無料の独自SSLが使えるかどうかは、あれば嬉しい機能ではなく前提条件だと考えてください。SSLの設定が有料オプションだったり手続きが複雑だったりすると、最初の一歩でつまずきます。
どこで確認できるか
各社の機能一覧や仕様ページに、対応するPHPのバージョンとデータベースの記載があります。たとえばさくらのレンタルサーバの機能一覧にはPHPとSQLiteの対応が書かれています。契約前に、自分が申し込もうとしているプラン単位で確認するのが確実です。同じサービスでも、プランによって使える機能が違うことがあるためです。
表示速度と検索評価の関係を、正確に理解する
サーバー選びの記事では表示速度がSEOに効くと書かれがちですが、ここは断定を避けて公式の説明に沿って理解しておくほうが安全です。
Googleが説明していること
Google 検索セントラルのページエクスペリエンスの解説では、Googleのランキングシステムでは Core Web Vitals が使用されると説明されています。一方で、Core Web Vitals 以外のページエクスペリエンスの要素が検索結果でのランキング上昇に直接貢献することはない、とも書かれています。
さらに同ページは、Google 検索はページエクスペリエンスが平均を下回るコンテンツも含め、常に最も関連性の高いコンテンツが表示されるように設計されている、としたうえで、競合する質の高いコンテンツがある中で順位を上げるには優れたページエクスペリエンスを実現していることが重要になる、と続けています。
整理すると、関連性が先で、速度は同じくらいの記事が並んだときの差という位置づけです。サーバーを速くすれば順位が上がる、という単純な話ではありません。それでも、読者が待たされて離脱することは減らせます。速度はSEOのためというより、読者のために整えるものだと考えるほうが実態に近いはずです。
サーバー構成で変わる部分
表示速度はテーマや画像の作りにも大きく左右されますが、サーバー側で決まる部分もあります。各社が公開している構成の例を挙げます。
- エックスサーバーの機能一覧では、ストレージにNVMe SSDを採用し、ウェブサーバーにnginxを採用していると記載されています。
- ConoHa WING の機能一覧では、LiteSpeed LSAPI の採用が記載されています。
こうした構成の違いは、自分で計測しない限り体感差として断定できません。比較記事の実測値は測定条件によって変わるため、参考程度にとどめ、公式が何を採用していると書いているかを見るほうが確実です。
キャッシュとCDNの役割
同じページを何度も生成し直さずに済ませるのがキャッシュです。エックスサーバーの機能一覧にはXアクセラレータ、HTTP/2、FastCGI、OPcache、ブラウザキャッシュ設定、XPageSpeed が挙げられています。ConoHa WING の機能一覧には HTTP/2、OPcache、コンテンツキャッシュ、ブラウザキャッシュ、WEXAL Page Speed Technology が挙げられています。
副業ブログの規模では、これらを細かく調整する場面はほとんどありません。管理画面から入り切りできる形で用意されているかだけ見ておけば十分です。プラグインで同じことをしようとすると設定が競合しやすいので、サーバー側の機能があるならそちらを使うほうが手間は少なくなります。
簡単インストール・自動バックアップ・無料SSLの確認点
この3つは、ほぼすべてのサーバーがうたっている機能です。だからこそ、あるかないかではなく中身を見ます。
簡単インストールで見る点
ロリポップの機能一覧には、WordPressを最短1分でインストールすることができる機能と記載されています。エックスサーバーの機能一覧には、WordPress簡単インストールに加えて、WordPress簡単移行、WordPressのサイトコピー、WordPressリカバリーが挙げられています。ConoHa WING の機能一覧には、サーバー・ドメイン・WordPress・テーマ・SSLを一括で取得し設定する WordPress かんたんセットアップの記載があります。
見るべきは、インストール以外の周辺機能があるかです。テスト用のコピーを作れる、壊れたときにリカバリーできる、他社から引っ越せる。このあたりは初心者ほど効いてきます。さくらのレンタルサーバの機能一覧にも、テスト環境をボタンひとつで作成できる旨が記載されています。
バックアップは世代数と復元範囲
エックスサーバーの機能一覧では、サーバー上のデータを毎日自動でバックアップし、Web・メールデータを過去14日分、MySQLデータベースを過去14日分保持すると記載されています。ConoHa WING の機能一覧では、自動バックアップは1日1回で過去14日分を復旧用データとして保持すると記載されています。
一方、ロリポップの機能一覧では自動バックアップの記載とは別に、7世代バックアップが有料オプションとして挙げられています。さくらのレンタルサーバの機能一覧には、ファイルとデータベースをバックアップする旨が記載されています。
つまり同じバックアップという言葉でも、標準なのかオプションなのか、何日分なのか、データベースも含むのかが違うということです。記事が資産になるほど、この差は効いてきます。
無料SSLは対象範囲を見る
ロリポップの機能一覧には、自分のドメインをそのまま利用し、複数のサブドメインも含めた独自SSLが無料で使える旨が記載されています。エックスサーバーの機能一覧には無料独自SSLが無制限と記載されています。ConoHa WING の機能一覧には、Let’s Encrypt のSSL証明書を無制限で利用できると記載されています。
複数サイトを作る予定があるなら、無料SSLが何個まで使えるかを見ておくと後で困りません。
独自ドメインとサーバーの関係
ブログのURLになる独自ドメインは、サーバーとは別のサービスです。ここを別物だと理解しておくと、後の判断がしやすくなります。
別々に契約する場合
ドメイン登録業者でドメインを取り、レンタルサーバー側で使う設定をする、という組み合わせが基本形です。管理画面が2つに分かれるぶん最初は面倒に感じますが、サーバーを乗り換えてもドメインはそのまま持っていけるという利点があります。
サーバーのドメイン特典
サーバー側が独自ドメインをセットで提供している場合もあります。エックスサーバーの機能一覧には、独自ドメイン永久無料特典が最大2つ、独自ドメイン1年無料特典が20種類対応と記載されています。条件や対象は変わることがあるので、申し込み前に公式ページで確認してください。
特典で取ったドメインは、サーバーを解約したときの扱いを先に確認しておくのが安全です。ここを確認せずに契約して、あとから移転しづらくなるのはよくあるつまずきです。
サブドメインとの違い
1つの独自ドメインの下に、サブドメインを作って別サイトを運営することもできます。テーマがはっきり違うサイトを作るなら独自ドメインを分ける、関連の強いサイトならサブドメインにする、という切り分けが素直です。どちらが検索評価に有利かは断定できないため、運営のしやすさで決めるほうが後悔しにくいでしょう。
プラン変更と移転のしやすさ
副業ブログは伸びるかどうか分からない状態で始めるものです。だからこそ、後から動ける余地を確認しておきます。
上位プランへ移れるか
エックスサーバーの機能一覧には、上位・下位プランの変更が可能と記載されています。ConoHa WING の機能一覧には、どのプランからでもすべてのプランへ変更可能(ディスク容量超過時を除く)と記載されています。さくらのレンタルサーバの機能一覧には、契約中のプランを解約することなくデータ移行を行い上位プランへ乗り換えが可能と記載されています。
同じプラン変更という言葉でも、解約が必要か、データ移行が自動かで手間が変わります。ここは公式ページの表現を読み比べる価値がある部分です。
他社から引っ越せるか
将来、別のサーバーに移す可能性もあります。エックスサーバーの機能一覧にはWordPress簡単移行、ロリポップの機能一覧にはWordPress簡単引っ越し、ConoHa WING の機能一覧にはWordPressかんたん移行の記載があります。移行ツールがあるサービス同士なら、乗り換えのハードルは下がります。
下位プランへ戻せるかも見ておく
上位に上がることばかり考えがちですが、思ったより伸びなかったときに戻せるかも副業では現実的な論点です。上位・下位の両方向の変更が可能と明記されているかを確認しておきます。
サポート体制と障害情報の見方
初めてサーバーを契約する人にとって、サポートは保険です。
窓口の種類と受付時間
エックスサーバーの機能一覧には、メールサポートが24時間365日、電話サポートが無料、チャットが平日10時から18時と記載されています。ロリポップのプラン一覧では、チャットとメールのサポートに加え、上位のハイスピードプランに電話サポートが含まれる形で整理されています。
ここで見るのは、自分が作業する時間帯に開いている窓口があるかです。副業なら平日夜と週末に作業することが多いはずで、その時間に電話が閉まっているなら、メールやチャットで足りるかを考えておく必要があります。
障害情報の置き場所
サイトが見られないとき、自分のミスなのかサーバー側の障害なのかが分からないと、原因究明に時間を溶かします。各社は障害・メンテナンス情報を公開する窓口を用意しているので、契約したらその窓口をブックマークしておくのがおすすめです。さくらのレンタルサーバの機能一覧にも、サポートサイトとメンテナンス・障害情報のページがある旨が記載されています。
自分で切り分ける準備
問い合わせる前に、別の回線(スマートフォンのモバイル通信など)から自分のサイトを開いてみる、管理画面にログインできるか試す、という2つを済ませておくと、問い合わせの精度が上がります。この2点を確認してから連絡すると、やり取りの往復が減ります。
複数サイト運用とアフィリエイト運用の注意点
副業ブログは、1つ目がうまくいくと2つ目を作りたくなるものです。そのときに効いてくる観点をまとめます。
マルチドメインとデータベース数
エックスサーバーの機能一覧にはマルチドメイン無制限、MySQL・MariaDBが無制限と記載されています。ConoHa WING の機能一覧にはドメイン数とサブドメインがいずれも無制限と記載されています。ロリポップのプラン一覧では、エコノミーが独自ドメイン50、ライトが200、ハイスピードが無制限と整理されています。
WordPressサイトを1つ増やすたびにデータベースも1つ必要になるため、ドメイン数だけでなくデータベース数も確認しておくと安全です。
いちばん安いプランの落とし穴
ロリポップのプラン一覧では、エコノミープランはWordPress非対応として整理されています。とにかく安く始めたいと価格のいちばん低いプランを選ぶと、そもそもWordPressが使えない、という事故が起こり得るということです。プランを選ぶときは、価格の列ではなく機能の列を先に見るのが鉄則です。
広告であることを隠さない
アフィリエイトを行うなら、表示のルールも押さえておきます。消費者庁のステルスマーケティング規制のページでは、令和5年10月1日から景品表示法違反となること、規制の対象は広告であって一般消費者が広告であることを分からないものであること、規制対象は事業者(広告主)であることが説明されています。
広告であると分かる表示を記事の見やすい位置に置く、という運用に統一しておけば迷いません。これはサーバー選びそのものではありませんが、ブログを始める前に決めておくべき運用ルールです。
所得が増えたときの手続き
収益が出てきたら、税務の線引きも関係してきます。国税庁のタックスアンサー No.1900では、給与所得者のうち、各種の所得金額(給与所得、退職所得を除く)の合計額が20万円を超える人は確定申告が必要とされています。個別の判断は税務署や税理士に確認してください。サーバー代を含む支出の記録は、始めた月から残しておくと後が楽になります。
契約期間と更新の見方
料金の金額はここでは扱いませんが、料金体系の形は選び方に直結します。
長期契約で見る項目
多くのサーバーは、長期でまとめて契約すると月あたりの負担が下がる体系になっています。副業ブログを腰を据えて続けるつもりなら長期契約は合理的ですが、続くかどうか分からない段階で最長期間を選ぶ必要はありません。数か月から1年程度で様子を見て、続きそうなら次回の更新で長期に切り替える、という進め方もできます。
更新時に変わる条件
初回の申し込み時にだけ適用される条件と、更新後に適用される条件が違う場合があります。契約前に、更新後の条件がどこに書かれているかを公式ページで確認しておいてください。ここは各社の料金ページに記載があります。
自動更新と支払い方法
自動更新の有無、支払い方法(クレジットカード・銀行振込など)、更新の通知がどこに届くかも確認点です。通知が届くメールアドレスを、普段使っているものにしておくだけで、うっかり失効を防げます。
契約前チェック12項目
社名に関係なく、公式ページで確認できる項目だけを並べました。候補が2つに絞れたら、この順に見比べてください。
| 番号 | 確認すること | 見る場所 |
|---|---|---|
| 1 | 申し込むプランでWordPressが使えるか | プラン一覧・機能一覧 |
| 2 | PHPとデータベースのバージョン | 機能一覧・仕様ページ |
| 3 | 無料独自SSLの対象と個数 | 機能一覧 |
| 4 | WordPress簡単インストールの有無 | 機能一覧 |
| 5 | 他社からの簡単移行の有無 | 機能一覧 |
| 6 | 自動バックアップが標準かオプションか | 機能一覧 |
| 7 | バックアップの保持日数と復元範囲 | 機能一覧 |
| 8 | 転送量の扱い | 機能一覧 |
| 9 | マルチドメイン数とデータベース数 | プラン一覧 |
| 10 | プラン変更の方向と手続き | 機能一覧・サポート |
| 11 | サポート窓口の種類と受付時間 | サポートページ |
| 12 | 更新後の契約条件の記載場所 | 料金ページ |
この12項目のうち、1と2と3は足切り条件です。ここが満たせないプランは、他がどれだけ魅力的でも候補から外します。残りは優先順位の高いものから見ていけば十分です。
4社を軸で当てはめると
ここでは、副業ブログでよく使われるサービスを、4つの軸のどこに強みがあるかで整理します。ランキングはつけません。優劣は使い方によって変わるためです。
エックスサーバーは、公式の機能一覧に転送量無制限・課金なし、マルチドメイン無制限、上位・下位プラン変更可、メールサポート24時間365日といった記載があり、必要な機能がひととおり標準で揃っている構成です。ロリポップは、WordPressを最短1分でインストールできる機能があり、プランの幅が広いぶん入り口を選べるのが持ち味です。ただし前述のとおり、価格のいちばん低いプランはWordPress非対応である点に注意が必要です。ColorfulBoxはオールインワンで無料お試しから始められる選択肢、シンレンタルサーバーはシンプルな構成を求める人向けの比較的新しいサービスです。
自分の軸が決まっていれば、この中から1つに絞れます。次の2つの軸を例に、もう少し具体的に見ていきましょう。
表示速度と安定を最優先するなら
副業ブログでいちばん困るのは、ページの表示が遅い、アクセスが集中したときに落ちる、といったトラブルです。せっかく読みに来た人が離れてしまいます。
速度と安定を重視するなら、エックスサーバーは確認しておきたい選択肢です。公式の機能一覧にはNVMe SSDの採用、nginxの採用、Xアクセラレータなどの高速化機能、RAID10構成が記載されています。WordPressの簡単インストール機能があり、申し込みから数クリックでブログの土台を用意できます。初めてでも設定でつまずきにくいのが、続けやすさにつながります。
国内シェアNo.1レンタルサーバー【エックスサーバー】
まず月々の負担を抑えて始めたいなら
続くか分からないのに、いきなり高いサーバー代は不安という人も多いはずです。最初の負担の差は小さく見えて、続けるかどうかの心理的なハードルを地味に左右します。
低価格帯から始めたいなら、ロリポップが入り口として選ばれています。WordPress簡単インストールに対応し、チャットとメールのサポート窓口があります。まずは小さく始めて、アクセスが伸びてきたら上位プランへ移す、という副業ブログの進め方に合います。申し込むときは、WordPressが使えるプランを選ぶことだけ忘れないでください。
「ロリポップ!」レンタルサーバー
このほか、オールインワンで無料お試しから試したいならColorfulBox、シンプルな構成を求めるならシンレンタルサーバーも候補になります。いずれも自分の軸に照らして、しっくりくるものを選べば大丈夫です。
契約からWordPress開設までの流れ
サーバーを契約してからブログを書き始めるまでは、思ったより単純です。おおまかな流れは次のとおりです。
- サーバーを申し込む(プランを選ぶ)
- WordPress簡単インストールでブログの土台を作る
- 独自ドメインを取得して、サーバーに紐付ける
- 無料SSLを設定して、URLをhttpsにする
つまずきやすい3か所
1つ目は、独自ドメインとサーバーの紐付けです。ドメイン側とサーバー側の両方で設定が必要になるため、手順ガイドを開きながら進めてください。2つ目は、SSLを設定した直後に画像やリンクがhttpのまま残るケースです。3つ目は、設定してから実際にサイトが表示されるまでに時間がかかることがある点で、直後に見えなくても、少し待ってから確認すると解決していることがあります。
多くのサーバーは、ここまでの手順ガイドを公式に用意しています。自己流で進めず、契約したサーバーの公式ガイドに従うほうが遠回りになりません。
よくある失敗パターン
- 価格のいちばん低いプランを選んでWordPressが使えなかった:価格の列より先に機能の列を見れば防げます。
- バックアップがオプションだと知らなかった:標準かオプションか、何日分かを契約前に確認します。
- 無料SSLの個数が足りなかった:複数サイトを作る予定があるなら先に確認します。
- サポートの受付時間が自分の作業時間と合わなかった:平日夜・週末に作業する人ほど効きます。
- 更新時の条件を確認していなかった:料金ページの記載場所を契約前に見ておきます。
- ドメインを特典で取り、解約時の扱いを知らなかった:移転の可否を先に確認します。
筆者の判断基準
このサイトでサーバーを取り上げるときは、次の順で判断しています。
- 公式ページに書かれている事実だけを根拠にする。比較サイトの実測値やランキングは、測定条件や掲載基準が公開されていない限り根拠として扱いません。
- プラン単位で判断する。同じサービスでも、プランによってWordPressの可否やドメイン数が変わるためです。サービス名だけで良し悪しを語らないようにしています。
- 足切り条件と優先順位を分ける。WordPressの動作条件・SSL・バックアップは足切り、速度やサポートは優先順位の問題として扱います。
- 金額は本文に書かない。キャンペーンと契約期間で頻繁に変わり、書いた瞬間から古くなるためです。料金は公式ページに委ねます。
- 優劣を断定しない。どれが一番速いか、どれが一番安いかは条件次第で変わるため、判断材料を並べるところまでを役割としています。
この基準に当てはめると、読者がやるべきことは1つに絞れます。候補を2つまで絞り、契約前チェック12項目を公式ページで突き合わせることです。
よくある質問
無料のレンタルサーバーで副業ブログを始めてもいいですか
始めること自体は可能ですが、WordPressが使えるか、独自ドメインが使えるか、広告が自動で表示されないかを確認してください。後から有料サーバーへ移す前提なら、移行ツールがあるサービスを選んでおくと手間が減ります。
サーバーを選び直したくなったら、記事は移せますか
多くのサービスが移行ツールを用意しています。エックスサーバーの機能一覧にはWordPress簡単移行、ロリポップの機能一覧にはWordPress簡単引っ越し、ConoHa WING の機能一覧にはWordPressかんたん移行の記載があります。独自ドメインを自分で取得していれば、URLを変えずに移せます。
契約期間はどれくらいにすればいいですか
続くかどうか分からない段階では、短めの期間で様子を見る選択も現実的です。長期契約は月あたりの負担が下がる体系が一般的なので、続ける見通しが立ってから更新時に切り替えれば十分です。
ブログが伸びたら、サーバーを変えるべきですか
まずは同じサービス内で上位プランへ移れるかを確認してください。エックスサーバー、ConoHa WING、さくらのレンタルサーバはいずれも、公式の機能一覧にプラン変更や上位プランへの乗り換えに関する記載があります。サービスごと変えるのは、それでも足りないときの選択肢です。
参照した公式情報(2026-09-11 取得)
- WordPress.org 推奨サーバー要件
- エックスサーバー 機能一覧
- ConoHa WING 機能一覧
- ロリポップ 機能一覧
- ロリポップ プラン一覧
- さくらのレンタルサーバ 機能一覧
- Google 検索セントラル ページエクスペリエンス
- 消費者庁 ステルスマーケティング規制
- 国税庁 タックスアンサー No.1900 給与所得者で確定申告が必要な人
各社の仕様・特典・料金は変更されることがあります。申し込み前に公式ページで最新の内容を確認してください。
まとめ:迷ったら軸で1つ選ぶ
副業ブログのサーバー選びは、ランキングの順位ではなく、自分が重視する軸で決めるのが近道でした。
- 表示速度・安定を重視 → エックスサーバー
- 入り口の負担を抑えたい → ロリポップ(WordPressが使えるプランを選ぶ)
- まず試したい・オールインワン → ColorfulBox
- シンプルな構成 → シンレンタルサーバー
4つの軸のうち1つをこれが自分の優先と決めれば、候補は自然に1台へ絞れます。そのうえで、契約前チェック12項目のうち足切り条件の3つ、つまりWordPressが使えるか、PHPとデータベースのバージョン、無料SSLだけは、公式ページで確認しておいてください。ここを外さなければ、あとから大きな手戻りが生じる場面は減らせます。まずは小さく始めて、ブログが育ってきたらプランを大きくしていきましょう。


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