在宅勤務で生活リズムが崩れるのは「朝」で決まる|整えるための3つの習慣

在宅勤務で生活リズムが崩れるのは「朝」で決まる|整えるための3つの習慣 在宅ワーク術

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在宅勤務で生活リズムが崩れるのは「朝」で決まる|整えるための3つの習慣

在宅勤務や副業を続けていると、いつのまにか起きる時間がバラバラになり、昼夜の感覚があいまいになってくることがあります。通勤していたころは、朝の電車の時間という動かせない締め切りがありました。けれど家で働くようになると、その締め切りが消えます。少しくらい遅く起きても間に合ってしまうため、起床時刻が少しずつ後ろへずれていくのです。

生活リズムを立て直す鍵は、じつは夜ではなく「朝」にあります。この記事では、在宅で崩れやすいリズムを整え、朝きちんと一日を始めるための3つの習慣を整理します。特別な根性論ではなく、仕組みで解決する話です。

なぜ在宅だと生活リズムが崩れやすいのか

原因のひとつは、一日の区切りが自分の中から消えてしまうことです。通勤には「家を出る」「会社に着く」という物理的な切り替えがありました。在宅ではその区切りがなくなり、仕事とプライベートの境目が溶けていきます。朝はダラダラと始まり、夜はいつまでも仕事を眺めてしまう。この境目のあいまいさについては、在宅で仕事と私生活の区切りをつける方法でも詳しく触れています。

もうひとつは、終業時刻が伸びやすいことです。目の前にパソコンがあり、通勤で強制的に切り上げる必要もないため、つい夜遅くまで作業してしまいます。就寝が遅れれば当然、翌朝の起床も遅れ、リズムはさらに後ろへずれます。夜の働きすぎが常態化しているなら、在宅勤務で残業を減らす工夫から見直すと、朝も整えやすくなります。

在宅ならではの落とし穴もあります。日中まったく外に出ない日が続くと、体が朝の光を浴びる機会そのものが減ります。昼休みも家の中で済ませ、夕方まで一歩も外に出ない、という日が積み重なると、体内時計をそろえる手がかりが弱くなっていきます。さらに、通勤という適度な運動がなくなることで体が疲れにくくなり、夜になっても眠くならない、という悪循環も起こりがちです。

つまり「夜更かししてしまう」「朝起きられない」は、意志が弱いからではなく、在宅という環境が区切りと光と運動をまとめて奪った結果として起きています。だからこそ、根性で早起きしようとするより、環境の側に区切りを取り戻す工夫のほうが長続きします。

整えるための柱は3つ

やることを増やすと続きません。押さえる柱は次の3つだけで十分です。

  1. 起床時刻を固定する(休日もずらしすぎない)
  2. 朝に光を浴びる(カーテン・光目覚まし)
  3. 始業前の助走ルーティンをつくる

このうち最初にくるのが起床時刻の固定で、それを支えるのが朝の光です。順番に見ていきます。

①起床時刻を固定する

生活リズムを整える出発点は、寝る時間ではなく「起きる時間」をそろえることです。眠くなる時刻は自分で完全にはコントロールできませんが、起きる時刻はアラームで決められます。まず起床時刻を固定すると、そこから逆算して自然と就寝時刻も整っていきます。

ポイントは、休日も起床時刻をずらしすぎないことです。平日に早起きしても、休日に昼まで寝てしまうと、体は時差ぼけのような状態になり、月曜の朝がまたつらくなります。休日に長く眠りたい気持ちはわかりますが、平日との差はできるだけ小さく保つのが、リズムを守るコツです。

在宅だと「始業に間に合えばいい」と考えて起床時刻がゆるみがちですが、始業の何分前に起きるかを一度決めて固定してしまいましょう。決めごとにしてしまえば、毎朝あらためて考えずに済みます。

もうひとつ気をつけたいのが、日中の長い昼寝です。眠気が強いとつい横になりたくなりますが、午後に長く寝てしまうと夜の寝つきが悪くなり、翌朝の起床がまた遅れます。どうしても眠いときは、短い仮眠にとどめ、夕方以降は避けるのが無難です。夜にしっかり眠くなる状態を保つことが、翌朝すっと起きられることにつながります。

②朝に光を浴びる

起床時刻を決めても、体がぼんやりしたままでは布団から出られません。ここで効くのが朝の光です。朝に強い光を浴びることは、体内時計を整える手がかりになるとされており、厚生労働省の資料などでも朝の光の大切さが繰り返し触れられています。

いちばん手軽なのは、起きたらすぐカーテンを開けて自然光を入れることです。自然光が入りにくい部屋や、冬の暗い朝、日の出前に起きる必要がある人には、光で起こすタイプの目覚まし時計という選択肢もあります。音で叩き起こされるのではなく、少しずつ明るくなる光で目覚めをうながす道具です。

この光目覚まし時計は、アラーム時刻の約30分前から小さく光り始め、20段階で少しずつ明るくなっていく仕組みです。日の出のようにゆるやかに明るくなる光が、まぶた越しに目覚めをうながすことを狙った設計になっています。明るさは2500ルクスで、アラーム時刻からしばらく(約16分間)は点灯が続くため、光ってすぐ消えて二度寝、という失敗を防ぎやすくなっています。LEDは16個で、本体はおよそ9.5×9.5×17センチと卓上に置ける大きさです。給電はUSB Type-CとACアダプタに対応し、ナイトライトや読書灯としても使えます。

使うときのコツは、光が目に届く位置に置くことです。棚の奥や体から遠い場所に置いても効果は薄いので、枕元やデスクの上など、寝ている顔のほうを向く位置に据えます。就寝時に部屋を暗くしておくと、朝ゆるやかに明るくなる変化が際立ち、光で目覚める感覚がつかみやすくなります。

もちろん、光の道具を使えば必ず快適に起きられると保証するものではありません。まずはカーテンを開けるところから始め、それでも暗い時間に起きる必要があるなら、こうした光目覚ましを足す、という順番で十分です。窓際で朝の作業をするだけでも光は入りますから、道具に頼る前にできることから試してみてください。

③始業前の助走ルーティンをつくる

起きてすぐパソコンを開いて仕事を始めると、頭が起動しきらないまま一日が始まり、午前中がぼんやりしがちです。通勤時間は、じつは「仕事モードへ切り替える助走」の役割も果たしていました。在宅ではその助走が消えるので、自分で用意します。

助走といっても大げさなものは要りません。たとえば次のようなものです。

  • 顔を洗って着替える(部屋着のまま仕事を始めない)
  • 白湯やコーヒーを一杯飲む
  • 5分だけ散歩する、または軽く体を動かす
  • その日にやることを紙に書き出す

どれも数分で終わるものばかりです。大切なのは、毎朝同じ順番でくり返すこと。同じ流れを毎日なぞると、それが「これから仕事が始まる」という合図になり、頭が自然と切り替わっていきます。

最初から全部そろえる必要はありません。まずはひとつだけ決めて、それが習慣になったら次を足す、というくらいがちょうどよい進め方です。逆に、朝のうちにスマートフォンでニュースやSNSを延々と眺めるのは、頭が仕事モードに入らないまま時間だけが過ぎるので避けたいところです。手を動かす小さな行動のほうが、切り替えの合図として働きます。

リズムが崩れたままだと日中に響く

朝が整わないと、その影響は日中にあらわれます。寝不足や不規則な睡眠が続くと、集中が続かず、とくに昼食後の時間帯に強い眠気が出やすくなります。眠気そのものへの対処法は在宅ワークの午後の眠気対策にまとめていますが、根本の生活リズムが崩れたままだと、対処療法だけでは追いつきません。

逆に言えば、朝の3つの習慣が回り始めると、日中の集中も、夜の寝つきも一緒に整いやすくなります。朝を起点に一日全体が動くからです。

まとめ

  • 在宅で生活リズムが崩れるのは意志の問題ではなく、通勤という区切りが消えたことが大きい
  • 立て直しの鍵は夜ではなく朝。まず起きる時間を固定し、それを朝の光で支える
  • 押さえる柱は3つだけ。①起床時刻を固定する(休日もずらしすぎない)、②朝に光を浴びる、③始業前の助走ルーティン
  • 自然光が入りにくい・暗い時間に起きるなら、光で起こす目覚まし時計を足す選択肢もある
  • 朝が整うと、日中の集中も夜の寝つきも一緒に整いやすくなる

まずは明日の朝、起きたらカーテンを開ける。そのひとつから始めてみてください。

※価格やスペックは記事作成時点で参照した商品情報にもとづきます。最新の内容は各商品ページでご確認ください。

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