本ページはプロモーションが含まれています
キーボードスライダーを後付けする選び方|買う前に天板の下を測る
デスクの上がキーボードとマウスで埋まって、書類を広げる場所がない。あるいは、キーボードの位置が高くて、打っていると手首が反ってしまう。そんなときに候補になるのが、天板の下に後から取り付けるキーボードスライダー(キーボードトレー)です。
ただ、この製品は「気に入ったから買う」より先に、自分の机に付けられるかを確かめることが大事です。付かない机に注文してしまうと返品の手間がかかります。この記事では、後付けキーボードスライダーを選ぶときに見る4つの点を、買う前の確認手順とあわせて整理します。
何が変わるのか:天板の下にもう一段できる
キーボードスライダーは、天板の下にキーボード用の一段を後から足す道具です。使うときは引き出し、使わないときは机の下へ滑らせて収納できます。
これで変わるのは主に2つです。ひとつは机の上が広くなること。キーボードとマウスが天板の下に移るぶん、上の面を書類や作業に使えます。ノートに書きながら作業したり、資料を広げたりする余地が生まれます。もうひとつはキーボードの位置が少し下がることです。天板の上に直接置くよりキーボードが低くなるので、肩をすくめずに手を置きやすくなり、手首や肩の負担を和らげることにつながります。
とくに、標準的な高さの机だと天板が高めで、キーボードに手を伸ばすときに肩が上がりがちです。トレーで一段下げると、肘を自然に曲げた位置に手を置きやすくなります。キーボードを打つと肩が張るという悩みがある方は、キーボードを打つと肩が痛いときの見直し方もあわせて読むと、原因の切り分けがしやすくなります。
買う前に、まず天板の下を確認する
選び方の前に、いちばん大事な確認から入ります。多くの後付けキーボードスライダーは、天板の下がフラットに空いていることが前提だからです。
チェックするのは次の3点です。
1. 天板の下に引き出しや幕板(まくいた)がないか。 クランプ式のスライダーは天板を上下から挟んで固定します。天板のすぐ下に既存の引き出しや、前面をふさぐ板があると、スライダー本体が当たって付けられません。もともとデスク下に引き出しを付けたい場合は、スライダーではなくデスク下引き出しの選び方の方が目的に合うこともあります。
2. 天板の厚み。 クランプで挟める厚みには範囲があります。たとえば主力候補のサンワダイレクト製は、木製天板で厚さ15mmから40mmまでの机に対応と記載されています。天板の端の厚みをメジャーで測っておきましょう。
3. スライダーを引き出す前方のスペース。 引き出したトレーの上でキーボードを打つので、椅子に座ったとき膝や太ももが当たらないかも確かめておくと安心です。
この3点を測ってから製品を選ぶと、失敗がほとんどなくなります。
選ぶ4つの点
天板の下に付けられることを確認したら、次の4点で製品を絞ります。
1. 取付方式(クランプ式かネジ式か)
賃貸の机や、傷をつけたくない机なら、穴あけの要らないクランプ式が基本です。天板を挟むだけで固定でき、外すのも簡単です。模様替えや引っ越しのときに付け替えやすいのも利点です。今回紹介する候補はいずれもクランプ式で、机に穴をあけずに取り付けられます。天板に触れる部分に傷防止のゴムやクッションが付いているかも見ておくと、取り外したあとに跡が残りにくくなります。
一方、ネジで直接固定するタイプは、しっかり固定できるかわりに天板に穴があきます。持ち家で位置を動かさない前提なら選択肢になりますが、在宅ワークで机を使い回すことが多いなら、まずはクランプ式から検討するのがおすすめです。
2. トレーの幅(キーボードだけか、マウスも載せるか)
キーボードだけを載せるのか、マウスまで一緒に載せたいのかで必要な幅が変わります。コンパクトに収めたいなら、天板の有効サイズが約W510×D200mmといった幅51cmクラスが扱いやすい大きさです。
4,880円 (税込・2026-07-25時点)
★4.41(レビュー73件)|サンワダイレクト楽天市場店
こちらはクランプ式で、天板の有効サイズが約W510×D200mm、総耐荷重は10kgと記載されています。本体の重さは約1.8kgと軽く、対応する天板の厚みは15mmから40mmまで。レビュー件数が多く、後付けの定番として選びやすい一台です。フルキーボードを中心に置きたい方に向いています。
マウスまで同じトレーに載せたいなら、もう少し幅の広いタイプを選びます。
5,680円 (税込・2026-07-25時点)
★4.25(レビュー20件)|イーサプライ 楽天市場店
こちらは横幅68cmの木製トレーで、天板の有効サイズは約W680×D215mm。テンキー付きのフルキーボードとマウスを並べて置けると記載されています。後ろ側への落下を防ぐガードと、天板に当たる部分の傷防止ゴムが付いているのも扱いやすい点です。
3. 耐荷重
トレーに載せる重さの上限も見ておきます。同じ後付けスライダーでも、上で挙げた幅51cmタイプは総耐荷重10kg、幅68cmの木製タイプは総耐荷重5kgと差があります。キーボードとマウスだけなら大きな差にはなりませんが、周辺機器も一緒に置きたいなら余裕のある方が安心です。
4. 高さ(引き出しの高さ調整)
トレーの高さは、タイピングのしやすさに直結します。天板の下すぐに固定されるタイプと、高さを何段階か変えられるタイプがあります。姿勢を細かく合わせたいなら、高さ調整に対応したものが向いています。
5,680円 (税込・2026-07-25時点)
★4.6(レビュー30件)|サンワダイレクト楽天市場店
こちらはクランプ式で、トレーの高さを4段階(約87/102/117/132mm)に変えられると記載されています。天板の有効サイズは約W510×D260mm、耐荷重は10kg。使わないときは机の下へ収納できます。肘や手首の当たり方を微調整したい方の選択肢になります。
なお、キーボードの高さだけでなく、そもそも椅子の座面や肘掛けの調整で姿勢が変わることもあります。トレーの高さと椅子の高さはセットで考えると、手首と肘の角度が決まりやすくなります。腰の負担が気になる方は腰が痛いときの椅子の調整もあわせてどうぞ。
組み立ての手間も知っておく
後付けキーボードスライダーは、届いてから自分で組み立てる「ノックダウン組立式」の製品が多くあります。特別な工具がなくても付けられるものがほとんどですが、天板を挟んでクランプを締める作業があるため、取り付けは机の下にもぐるような姿勢になります。
作業自体は難しくありませんが、天板の裏側で位置を合わせながら固定するので、机の上のものを一度どかしてから始めると進めやすいです。取り付ける前に、天板の下の配線が引っかからないかも見ておきましょう。配線が気になる方は、この機会にケーブルの取り回しも整えておくと、スライダーの出し入れがスムーズになります。
まとめ
- 後付けキーボードスライダーは、天板の下にキーボード用の一段を足す道具。机が広くなり、キーボードの位置が下がって手首や肩の負担を和らげることにつながる
- 買う前に「天板の下に引き出し・幕板がないか」「天板の厚み」「引き出す前方のスペース」の3点を必ず確認する
- 製品は「取付方式(クランプ/ネジ)」「トレーの幅(マウスも載せるか)」「耐荷重」「高さ調整」の4点で絞る
- 穴あけしたくない机ならクランプ式が基本。まず天板の下を測ってから選ぶと失敗しにくい
※価格やスペックは記事作成時点で参照した商品情報にもとづきます。最新の内容は各商品ページでご確認ください。


コメント