在宅ワークの音・騒音対策|「入る・出る・立てる」で分けると打つ手が変わる

在宅ワークの音・騒音対策|「入る・出る・立てる」で分けると打つ手が変わる 在宅ワーク術

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在宅ワークをしていると、「家族の生活音が気になって集中できない」「自分の会議の声が家族に聞こえていないか心配」「タイピングの音が会議相手に届いていないか気になる」など、音にまつわる悩みが出てきますよね。防音グッズを調べると吸音材や耳栓がたくさん出てきますが、闇雲に買っても的外れになることがあります。

その理由は、音の悩みが実は3つの向きに分かれているからです。外から「入ってくる音」、自分から「出ていく音」、そして自分が「立てる音」。この3方向は、それぞれ打つ手がまったく違います。この記事では、音の悩みを向きで切り分けて、方向ごとの対策と詳しい記事への道案内をまとめます。集中できない原因を幅広く見直したいときは在宅勤務で集中できない原因と対策、環境全体は在宅ワーク環境を快適にする方法もどうぞ。

音の悩みは「向き」で分けると打つ手が変わる

「防音」とひとことで言っても、外の音を自分に入れたくないのか、自分の音を外に出したくないのかで、必要な対策は正反対です。前者は自分の耳を守る方向、後者は音源や壁で止める方向になります。さらに、自分がキーボードやマウスで立てている音が、会議相手や家族に伝わっているケースもあります。

そこでまず、自分がどの向きで困っているかをはっきりさせます。ここからは、入る・出る・立てるの3方向を順に見ていきます。

方向①:入ってくる音(集中が乱れる)

一番多いのが、外や家の中の音が入ってきて集中が乱れるパターンです。家族の話し声やテレビ、外の車や工事の音など、普段は気にならない音も、集中したいときには気になります。

この向きは、まず「自分の耳側で遮る」のが手軽です。耳栓や、必要なときだけ着けるノイズキャンセリングイヤホンは、低コストで始められます。→ 在宅で集中するためのノイズキャンセリングイヤホンの選び方。無音がかえって落ち着かない人は、環境音やBGMで気になる音をまぎらわせる方法もあります。→ 作業用BGM・環境音で集中するには?

ただし、家族の声そのものが気になるというより、「話しかけられて中断される」のがつらい場合は、音の問題ではなく中断の問題です。これは道具ではなく仕組みで解くほうが効きます。→ 子どもや家族に邪魔されずに在宅ワークする方法

方向②:出ていく音(家族・隣への声漏れ)

次が、自分の声や音が家族・隣の部屋へ漏れていくパターンです。Web会議で話す声が家族に聞こえる、隣室に響く、といったケースですね。この向きは、耳栓では解決しません。音源の近くや壁で「出る音を減らす」対策になります。

吸音材を貼る場所や選び方、声が響きやすい部屋の対処は在宅ワークの声が家族や隣に漏れる・部屋が響くときの吸音対策にまとめています。貼る場所を間違えると効果を感じにくいので、位置の考え方から見ると失敗しません。

方向③:自分が立てる音(相手・家族に伝わる)

意外と見落とされるのが、自分がキーボードやマウスなどで立てている音です。会議中にマイクがタイピング音を拾って相手に届いていたり、家族に「打つ音がうるさい」と言われたり、という悩みです。

なお、自分が立てる音が家族に伝わって困る場合は、道具を替える前に「その作業を夜にやらない」という手もあります。音の出る作業を朝へ、静かな作業を夜へ振り分ける考え方は副業の作業を朝と夜どちらにするかで整理しています。

まず費用ゼロでできること

方向が分かったら、買う前に試せることから始めると無駄がありません。

  • 位置を変える:音源から離れる、壁側に机を向ける、マイクを口元に近づけて感度を下げる
  • 時間帯をずらす:集中したい作業や会議を、家族の生活音が少ない時間に寄せる
  • こまめにミュート:発言しないときはミュートにするだけで、立てる音・出る音の多くは相手に届かなくなります

これらで足りない部分だけ、方向に合ったグッズを足していくのが、費用対効果の高い進め方です。

なお、音を静めても夕方のだるさが残る場合は、原因が音ではなく姿勢や座りっぱなしにあるかもしれません。部位ごとの切り分けは在宅ワークで全身が疲れるときにまとめています。

まとめ:音は「向き」で分けて対策する

在宅ワークの音の悩みは、防音グッズを闇雲に買う前に、向きで分けると打つ手が見えます。

  • ①入ってくる音:耳栓・ノイズキャンセリング・環境音。中断は仕組みで
  • ②出ていく音:吸音・位置。壁や音源側で減らす
  • ③立てる音:打鍵音・クリック音・マイクの拾い・キャスター音。ミュートと静音デバイス

まずは「自分はどの向きで困っているか」を一つ選び、その方向の記事から見直してみてください。集中面は在宅勤務で集中できない原因と対策、環境全体は在宅ワーク環境を快適にする方法もどうぞ。

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